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赤マル夏の感想
2005-08-22 Mon 08:00
 マジメに書こうとするとなんだか偉そうになってしまうのは、仕様です。ご容赦くださいませ。


●カラブリミックス
 Vジャンプ連載中のブリーチ番外編の再録だそうです。6話分。1~2ページのカラーで、脇役たちの日常が描かれています。基本ギャグです。まあ例によって久保的な馴れ合い空間で、本編では明らかに敵対してそうな人たちまでクラスメートみたいに仲良く会話してたりします。キャラ立ってるから面白いです、かなり。本編でもシリアスすぎるより学校生活なんかを読むのが好き、という人は楽しめると思う。
 これコミックスには収録されないのかな? 久保氏はコミックスのおまけをちゃんと書き下ろしてつける人だから、それも勿体ないような気もしますが。イラスト集とか出ることになれば、まとめて入りそうですね。カラーだし。

●武装連金ファイナル(巻頭カラー)
 本誌で打ち切られた作品の完結編です。まず一言。終わってないじゃん! 冬の赤マルに「武装連金ピリオド」を掲載予定だそうですよ。そこまでやらせるんなら打ち切らなきゃいいのに~。
 内容は、やはり詰めこんだ感が否めません。それは仕方ないですね。秋水がチラッと出てた(笑)。
 人間は連金のちからを正しく扱うことができないから連金に関するすべてを滅する!というヴィクターの主張は、あれですね、連金を武器とか兵器とかに置き換え可能で、つまりは「るろうに剣心」でも同じようなテーマを扱っていたような。なかなか答えはでないというか正解なんかない類の問題でしょうけども、何度もやるからには、前回より少しでも発展させた結論に至らないと意味ない気がします……どうなるんでしょうね。
 続きをまちます。

●新増刊ザ・レボリューション発売決定のお知らせ
 なんつーか……ヒーローズみたいなもんですか? すべて増刊とか別冊というシリーズで統一することはできないんかなぁ。うざい。
 武装連金の和月と、いちご100%の河下さんと、かずはじめ氏(おお!)と、藤崎竜が新作読切を掲載予定だそうです。発売は9月30日。河下女史の読切はどうやらいちご100%の外村妹の話みたいで、それはちょっと楽しみです。

●妖怪学校オルフェノ・ライフ
 よく覚えてないんだけど、本誌でエクセル・サーガみたいな読切を書いた人でしょうか(違うかも)。今回はっきりと子供向けの話を書いた、とご本人も言ってますね。
 芯から悪い人はいない世界。人間に迫害されて殺されても「人間と友だちになって彼らから優しさを学びなさい」と穏やかな笑顔でいいのこす妖怪さん。だから読んでいて不快な後味にはなりにくいです。疲れないってのは長所ですね。もの足りない人も多いと思いますが。
 印象に残ったのは友だち作りについての考え方かな。主人公はチビのせいでイジメられっ子なのですが、うっかり迷いこんだ妖怪の学校ならふつうに友だちができそうだと知って、さっさと転校を決めるんですね。この手の主人公の成長としては、いじめっ子に対して自分の特技等をアピールして(つまり男をみせて)見直してもらうとか、新しい環境に行ったとしても、いじめられる要素になっていた部分を改善していこうとするのが、定番の物語だと思うのです。
 しかしこの主人公は、気の合わなかったクラスメートになど全く執着しません。自分を変えようともしません(まあチビは治しようがないですけど、ほかに自信をもてるなにかを身につけよう、みたいな方向では努力しないのです)。ただ新しくできた友人を大事にし、そこでうまくやっていこうとします。この考え方は個人的に馴染みやすいですし、今時の子供は塾やスポーツクラブ(?)などで学校とは違うラインの人間関係を作る機会がありますから、現実にも即しているのではないでしょうか。

●剛腕!“エナメル”ケンマ
 このタイトルからするとケンマくんが主人公なんですか? 視点は駿平というイジメられっ子(またかよ!)で、中学で不登校だったけど高校では頑張っていこうと意気ごんでます。この高校が20年前くらいの不良の巣窟って感じ。意識的にそういう描き方をする場合でも服装の端々が現代っぽかったりするもんなんですけどねぇ……ここは本格的に時代が違います(制服のデザインが変なのもあると思う)。絵は主線が太くて輪郭がハッキリしてて見やすいです。
 ケンマは駿平と同じような過去をもってるのに入学した時点でほとんどレベルアップ済み、というキャラです。不登校してたときの修行成果をいかしてライバルを倒し、駿平はそれをみて改めて自分もがんばろうと決意する話、かな。ケンマはこの話のリアルタイムではあまり変化しないので、彼が主人公だとすると話の組み立てが……かといって駿平が主人公だと、肝心の「決意する」部分の描写が(ケンマを描くために)軽く流されてるし。脇役が主人公を喰ってしまっている感じです。
 でもそんなことは気にならないほどケンマのキャラが楽しくて印象に残ったので、全体的には面白かったです。

●サムライスラッシュ(センターカラー)
 絵は良いです。刀でバスだの校舎だのを盛大にぶった切ったり、女性の服を下着だけ残して切ってサービスシーンを作ったりして、画面としては派手なんですが、内容(ストーリー)的に見るところがありませんね。
 虎市の言葉が本当だったと知って、かつみが彼を見直すところがクライマックスなんでしょうけど、それまで虎市はなんの罪もない人々を根拠もなく攻撃して迷惑をかけまくってるんですよ。そのなかにたまたま本当の悪人が混ざっていただけで、単なるラッキーパンチでしょ? 感情移入しようがないです。

●キャッチクラブ
 マンガのテクニックの部分が全体的に未熟すぎてなんともコメントしにくいんですが、先のサムライスラッシュに比べたら、作者には書きたいこと主張したいことがあるんだなってわかる分、好感度が高かったです。

●ふぁんしぃ討魔伝
 ほのぼの系ギャグっていうのかな。絵と話が自然に合ってると思う。絵が可愛い。内容は、設定を説明するのがスムーズじゃないのが、まず気になります。もっとうまくできるはず。あと細かい会話での小ネタが弱い。淡々とするにしても、もっと言い回しとかにクセがないと。ギャグ作品としては「薄い」、という印象でした。

●闘魂パンダーランド
 こないだのヒーローズにもあったギャグ作品のシリーズ。前回に比べるとイマイチかなぁ。でもこの作者はけっこう好きです。安定してる。

●本誌連載陣の番外編
 ブリーチ:さっきのカラブリと同じ感想しかでてこない。
 ムヒョ:ネウロが登場するという話でしたが……あまり一発ギャグは得意じゃないようです。
 ネウロ:ムヒョ?が登場。こっちは得意なほうですよね(笑)。
 いちご:最終話に登場しなかった唯のフォローでしたが、内容がないよう!

●オウルサムス
 う~ぅん。シリアスな話は突っこみどころが多い。
 主人公たちが周囲から不必要に嫌われているようなのが気に入りませんでした。嫌う根拠とか弱いし(少なくともこれだけ人数がいて違う意見の人が存在しないのは変だ)。こういう形のキャラの魅せ方ってどうなんですかね。結局は主人公たちだけが正しい、特別だ、みたいな。残念ながら好みじゃないです。

●HAND'S
 今回の赤マルでいちばん面白かったです。絵は好き嫌いあるかもしれません。キャラがみんな大げさなくらい表情豊かで、しかも不自然じゃない。話も最後まで一気に読めました。
 主人公が女の子に告白したら両思いだったんだけど彼女の父親がヤクザの組長で、ハンドボール好きの父親に認めてもらうために(というか殺されないように)主人公が自分はハンドボール選手だと偽り、本当にハンドボールを始める話。どのキャラにも好感がもてました。テンポも凄く良い。
 まあハンドボールという競技への愛情は感じられませんが、子供がスポーツを始めるきっかけとしては普通こんなもんでしょうしね。父親が最後にまともな人になっちゃったのが残念かな。

●なぞなぞの魔法!
 那須雪絵の「月光」をさらにほのぼのさせたような感じ?(たとえがマイナーだ)
 なぞなぞに答えてもらうことによって発動する魔法というアイディアは面白いんですが、せっかくの設定を生かしきれてないような……クライマックスでは、まず出現させたいものが主人公の頭にあって、それを答えさせるためのなぞなぞを考える、という形になっていて(私はそう思った)、それがなんか面白くなかったんです。重力を無視して横に飛ぶのも納得いかない。たぶん「碇」と「怒り」をかけたのでしょうけど、それだと異世界の人間が日本語を話すことが前提になるし。
 エリューと紗英が主人公っぽくて、ふたりともこの話のなかで成長するんですが、成長前のふたりがちょっとお馬鹿すぎる気がして……親しみやすいといえなくもないかな。個人的には思い入れしにくいです。
 でも全体としては空を飛んでいる描写とかなかなかよかったですし、エリューが自分の世界に戻るときに「お礼のなぞなぞ。その友だちと最初に見た花は?」といって答えさせ桜を満開にさせるところとかも、ベタですが感動的でした(人によって正解が違うような質問は“なぞなぞ”として成立しないだろう、とか突っこむのは野暮でしょうか)。
 エリューがじつは王子という設定は意味不明。なんの必要があったのかしら。

●トラ!!
 サッカーマンガ。こういう素人がいきなりスポーツを始めて、しかも自信たっぷりで、そのスポーツを長くやっている選手たちをないがしろにするような言動をしたり、クラブのルールを無視したりする主人公って、少年たちには感情移入しやすいんでしょうか? ありがちとはいえ、いきなり印象悪いんですけど。その後の展開がよかっただけに、惜しいです。
 主人公は親がいなくて子供の頃から水商売系の店でバイトしてるんですね。貧乏とか働いてるという設定はまあ珍しくないですが、そういった夜の仕事を恥ずかしく思ってたり自分には合わないと困ってたりするのではなく普通に馴染んでいて、ホステスさんたちとも仲良く友だちづきあいできている主人公は、けっこう良いのではないでしょうか。わりと好きなタイプです。あとは脇役たちをもうちょっと個性的に描いたら面白かったんじゃないかと思います。

●ストレングス
 男の子にとっては重要な「ちからとはなにか」というテーマの作品。いろいろ詰めこみすぎです。絵はDグレ系で素晴らしく美しいですね(キャラだけでなく背景もがんばって!)。
 まず主人公の名前が記憶に残らない。一度だけ自己紹介した後、だれにも名前を呼ばれないから。
 次に、テーマを投げかけてくるリデルという少年が、やたらと家業を手伝って年不相応に一人前になろうとしてるんですけど、べつに親が病気なのを無理してるとかいった理由があるわけでもなし、共感できません。子供の頃は遊ぶのがいちばん楽しいに決まってると思う(友人の描写が一切ないので村には子供が彼しかいないのでしょうか。それなら納得)。
 さらに、主人公が自分の強さは医者として人を助けるという信念だといって非暴力を貫くような姿勢をみせていたのに、結局は敵をぶん殴って倒しちゃったのが……良薬は口に苦し、心の治療には相手を殴る必要があるときもある、って……それなら最初から殴ればいいじゃん、強いんだから。なんのために血まみれにされて骨を折られるまで無抵抗でボコられてたんですか、理解不能。
 テーマに対してちゃんと結論をだしているのは評価できますが、主人公が体現してみせた結論(ちからをふるうときには信念に基づいていなければならない)と、彼をみてリデルが至った結論(自分のできる範囲で精一杯の努力をして、ほしいちからを得ようとしたほうがいい)のあいだにはかなりの隔たりがあるように思うのは私の気のせいでしょうか?
 とまあストーリーをもう少し整理すれば面白かったのにな~と思います。

●JIKANGAE(ジカンガエ)
 ……なんでテロリストが道ばたで壁に計画書を書いたりするのか、とか。主人公が拾われたときに着る物がなかったのはわかるけど、その後もずっと全裸の上にマントひとつなのはどうなのか、とか。シリアスなのかコメディなのか読者にわかりやすく描いたほうがいいのでは。
 絵柄に独特の雰囲気があって、それは確立されてる感じです。見づらい部分も多々ありますが、けっこう好きな世界です。ただ次回作を読みたいかってきかれると、べつに期待したくならないんですよね。なにが足りないのかしら。

●weisse Maria
 ジャンプのドイツ版みたいな雑誌があるそうで、そこでの受賞作品です。もちろん作者はドイツの人。もう根本的なノリが違うので、なんともいいようがないです。
 うーん、マンガという表現方法でしかできないコマ割りとかアングルとかスピード感とか心理描写とかあると思うんですが、それらを活かそうという意思がそもそも感じられない気がします。小説でも絵本でも構わないような感じ。それはチョットねぇ。

 うわー、長! でもこれからジャンプの本誌のほうも買いにいきますよ。
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