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W3 ペイトリオッツ対スティーラーズ
2005-09-30 Fri 06:00
 昨シーズンのスーパーボウル一歩手前の試合と同じ組み合わせでした。スティーラーズはチアをもってない数少ないチームのひとつで、お姉さんたちの代わりにタオルをふりまわす観客の姿が映されます。チームカラーが黄色と黒ですから、観客席は一面の黄色いタオルです。てりぶるたおる。派手。

 ペイトリオッツは名CBタイ・ロウが移籍し、ディフェンスの司令塔だったLBテディ・ブルースキーが脳梗塞の後遺症で今期絶望(サイドラインではふつうに歩いて応援してますけど)、それ以外にもケガ人が続出していて、試合開始の時点で守備バック(CBやセイフティ)で元気なのは5人しかいなかったのに第1Qの最初でひとり倒れ、数分後には守備バックのリーダー、ロドニー・ハリソンも負傷するという、非常に困った状態でした。
 ここの監督は「とにかく1点でも多ければ勝ち」という考えで、少ない得点をディフェンス力で守るのが基本姿勢なんですよね(だから地味な試合が多くて観客としては面白さが足りないんだけど、これでこの四年で三回優勝してるんだから文句はいえない)。ディフェンスが堅いことを前提に作戦を立ててるから厳しいことになっていると思われます。
 オフェンスのエースはQBトム・ブレイディ、RBコーリィ・ディロン、WRデビット・ギブンズというあたりでしょうか。ロウスコアが好きで時間を消費したがるから、どちらかといえばランが目立ちますけど、QBブレイディが凄すぎてパスも強いです。

 スティーラーズはラン主体のチームです。ほかにもランが強いチームはありますが、最終的にはパスの使用回数のほうが多いのが一般的なのに、スティーラーズはランの回数が多いのです。
 エースはRBジェローム・ベティスとデュース・ステイリーが有名。なのに今年はふたりとも負傷してシーズン前から欠場しています。この試合でようやくステイリーが控えとして入り、何度か走ってました。ふたりの代わりに二年目のRBウィリー・パーカーが第1週から大活躍をみせて注目が集まっています。
 レシーバーにも良い選手が何人かいて、WRハインズ・ウォードが有名です。あと新人TEヒース・ミラーもこの試合で良いキャッチをみせました。今後に期待です。昨シーズン新人賞をとったQBベン・ロスリスバーガーのパス成功率の高さは、敵ディフェンスがランをメインに守っているからだといわれがちですね。
 ペイトリオッツは上記のようにディフェンスの後ろのほうが弱くなっていてパスが通りやすいはずです。なのでこの試合ではスティーラーズも可能なかぎりパスを投げるという展開でした。


 第1Q、ペイトリオッツが最初の攻撃でいきなりタッチダウン、7点を先取。しかしその直後スティーラーズもロングパスを決め85ヤードをゲインしてタッチダウン。接戦を期待させる良い幕開けでした。
 第2Q、ペイトリオッツがゴール前でボールを奪われてターンオーバーを喰らいます。その直後の攻撃でスティーラーズもロングパスが通ったあと味方にボールを投げ渡したら落としてしまって、それを奪われターンオーバー。派手な展開ですね~(笑)。
 さらに前半終了間際、ペイトリオッツは再びゴール前でターンオーバーされて、チャンスを潰してしまいました。フィールドゴールを蹴れば確実に得点できた位置ですから少なくとも6点を損してます。
 一方スティーラーズもフィールドゴールキックのときラインが「スナップ前に動く」という反則をとられて、47ヤードのキックをせっかく決めたのに取り消され、5ヤード罰退で52ヤードで蹴り直しになって外してしまいました。
 この反則は酷いです。プレイ中に勢い余って激突したり掴んだりする反則はあるていど仕方ないのに対して、こういう自滅系の反則は厳しくみられがちですけど、それにしてもキックでフォルススタートはありえないでしょう。滅多に見ないよ。きつく叱られたと思います。

 ともあれ7対10、スティーラーズのリードで前半は終了しました。
 両チームともディフェンスが頑張っていてランは互いにほとんど進めない状態です。そして両QBに激しいプレッシャーがかけられています。スティーラーズのロスリスバーガーがそれに押されてフリーのレシーバーをみつけても捕れるようなパスを投げられないことが多いのに比べて、ペイトリオッツのブレイディが異常なくらい落ち着き払っているのが印象的です。感情がないかのようだ……(笑うと可愛いんですけどね。ハンサムなほうだと思います。髪を切ってしまって残念)。
 せっかく敵にケガ人が多いのにスティーラーズはそこになかなかつけこめません。ディフェンス陣はいろいろ変な動きをしてブレイディを混乱させようとするんですけど、そういったプレイはもともとペイトリオッツのディフェンスが得意としており、ふだんからそれ相手に練習して慣れちゃってるみたいです。慌てる気配がまるでありませんでした。

 第3Q。ブレイディはセットしたあと敵ディフェンスの様子をみてスナップ前に咄嗟に作戦を変更するというのが得意なQBです。それをやろうとしたら観客のクラウドノイズがうるさすぎて彼の指示が仲間にきこえないという場面がみられるようになり、ついには「HUT!」もきこえなくなってセンターのお尻を手で叩かなければならなくなりました。オフェンスラインはかけ声でいつスナップされるかわかるからディフェンスラインより早く動けるものなのに、これだとセンターの手をみて判断するしかなくて敵と同じ条件になってしまいます。もちろん観客もわかっててやってるので、スティーラーズのホームアドバンテージがちゃんと機能しているってことですね。おそらくこれが原因で、またターンオーバーです。
 スティーラーズはゴール前、あと1ヤードで攻撃権を更新できるけど4th downどうする?という場面で、ギャンブルせずに安全策をとってフィールドゴールを蹴り、3点追加します。試合終了後「ここでタッチダウンとれていれば勝てたのに」と悔やむことになる運命の選択です。結果論ですけどね。10対13、スティーラーズのリードのまま第4Qに入ります。流れはスティーラーズにあって、ペイトリオッツはQBブレイディの個人技でなんとかついていってるような感じでした。

 ところが第4Q残り10分でペイトリオッツが逆転タッチダウン。さらに残り4分の時点でもゴール前まで攻めこみますが、ここはスティーラーズがタッチダウンを許さず、ペイトリオッツはフィールドゴールで3点を追加。20対13になりました。
 続くキックオフリターンでスティーラーズは50ヤードまで戻してチャンスです。残り1分半、三回の攻撃でファーストダウンをとれませんでしたけど、ここは攻めないと仕方ないですからタイムアウトをとって作戦を練り、セットしたらそのフォーメーションをみて今度はペイトリオッツもタイムアウトをとって対処を考えます。そして4th downギャンブルでロングパス。敵CBに身長差があるWRをぶつけ、キャッチできれば良し、できなくても敵が反則してくれる可能性が高いというプレイです。結果はディフェンスの反則となり、反則のあった場所まで自動的にゲインしました。
 残り4ヤード。そのままタッチダウンして同点になりました。
 残り1分20秒でペイトリオッツの攻撃です。キックオフリターンではこれまた40ヤード以上を戻しています。タイムアウトはありません。ここでブレイディがパスを連続成功させ、フィールドゴール圏内までもっていってしまいます。残り5秒で43ヤードのキックが決まり23対20で1秒が残りました。
 スティーラーズはキックオフリターンでタッチダウンとれれば逆転できますが……リターン後にどこから攻撃を開始するかとか気にしなくていい状況ですから、ペイトリオッツはまともに蹴らず軽く転がし、捕りにきた相手をみんなしてとりかこんで潰そうとします。捕る側も潰されるのは避けようがないので、こういうときは狙いもつけずにすぐボールを放り投げて味方が拾ってくれることを祈るものなのですけど、今回はそれをやる暇もなく倒されてしまいました。試合終了です。

 というわけで激戦でした。前評判を裏切らない好カードだったと思います。良い試合をありがとう。
 こないだスティーラーズで元先発QBが昨シーズンの5週目くらいでケガして~と書きましたが、2週目の間違いでした。すいません。ロスリスバーガーは昨シーズン3週目から先発して今回の試合で18試合目。2回だけ負けているんですが、その相手は両方ともペイトリオッツということになりますね。因縁のライバルという関係が成立したとみておきます(笑)。
 ちなみにペイトリオッツのブレイディはこれまで65試合に先発し、この試合で50勝目でした。勝率高すぎ。
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